ヨットの420級世界選手権に横須賀学院高の角田きあらと渕野辺高の古屋綾乃ペアが初出場へ/神奈川
ヨットの420級世界選手権に横須賀学院高の角田きあらと渕野辺高の古屋綾乃ペアが初出場へ/神奈川
今月27日から10日間、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われるヨットの420級世界選手権に、横須賀学院高1年・角田きあら、渕野辺高1年・古屋綾乃ペアが初出場する。
実際に泊まった人の評価だけ。ホテル・旅館ランキング!
小学校時代に現所属の葉山町ヨットスクールで出会った2人には、五輪出場という夢がある。初めての世界大会は、はるかなる頂への第一歩。大きな希望を抱き、いざ大海へこぎ出る。
「何ていうか、親戚、姉妹みたいなものですかね」。角田は古屋をチラリと見やり、互いの間柄を表現した。
陸に上がれば今どきの女子高校生。それぞれの学校の出来事や、家族の話題などを笑いながら話し合う。しかし、ひとたび「戦場」の海に出れば、目つきが一変する。
初の世界選手権出場を決定付けた9月の国際420級全日本選手権。初日は強風にあおられ、体力を消耗して出遅れた。2日目には「船底のガスケットが外れてスピードが落ちた」(古屋)と、思わぬトラブルで失速して順位を下げた。だが、それでも最終日に盛り返して総合8位。女子の部では1位の健闘で、世界への切符をつかみ取った。
ヨットの日本発祥地・葉山で、2人は海風を肌で感じながら育った。角田は、自分の父と親交があった甲斐幸さん(57)の勧めで小学4年時に葉山町ヨットスクールに入門。「彼女たちの世界選手権出場は、自分のことのようにうれしい」という甲斐さんは、1979年にオランダで行われた470級世界選手権で日本人として初優勝した先駆者だ。
古屋は一足先の小学3年時に同スクールに入った。父はサーフィンをこよなく愛し、幼少からやはり、マリンスポーツになじみが深かった。
それまで、1人乗りのジュニア用OP級の艇に乗っていた2人は、中学2年時にダブルハンドの420級でペアを組んだ。同年代の気心知れた女子同士ということで、自然な成り行きだった。
スキッパーとクルーのそれぞれの役割は「ジャンケンで決めた」と2人は振り返る。ただそれ以降、スキッパー角田、クルー古屋の配置は変わらない。相性はピッタリだった。
420級女子代表の鈴木誠監督(44)は「長い間、一緒にやってきたコンビネーションが大きい」と、将来へも期待を寄せる。全国的にまれだという葉山町ヨットスクールの特徴は、育成の最終目標を五輪出場に設定しており、早い時期から五輪入門艇の420級に生徒たちを乗せること。コンビを組んで3年目になる息の合った2人の技術と経験は、国内の同年代の中ではずぬけている。
かじ取りを任される、勝ち気な角田は「思っていることをズバズバ言ってしまう性格」と自認しており、一方の古屋は「何でも言ってもらった方がいい」と、聞き役に回ることが多い。ヨット界では「我」と「我」が衝突して、やむなくペア解消になる例も少なくないが、2人は性格的にも名コンビだ。
これまで、学校は違うが、週に1度は葉山の海で一緒に技を磨いてきた。練習のない平日は「肩幅が広くなるけど、気にしない」(角田)とダンベルを挙げ、強風に負けないようにと腕力を付けてきた。
五輪への険しい道は、このアルゼンチンから延びていく。角田が「五輪? 小さいころから意識していました」と強気に言えば、古屋は「まだなかなか実感が湧きません。とにかく、何かを得て帰ってきたい」と控えめ。
それぞれの決意に満ちた帆を張って、世界を股に掛ける「航海」が始まる。
カナロコ 12月22日(水)13時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101222-00000017-kana-l14
楽しみですね☆
http://cafe.byethost22.com/
今月27日から10日間、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われるヨットの420級世界選手権に、横須賀学院高1年・角田きあら、渕野辺高1年・古屋綾乃ペアが初出場する。
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小学校時代に現所属の葉山町ヨットスクールで出会った2人には、五輪出場という夢がある。初めての世界大会は、はるかなる頂への第一歩。大きな希望を抱き、いざ大海へこぎ出る。
「何ていうか、親戚、姉妹みたいなものですかね」。角田は古屋をチラリと見やり、互いの間柄を表現した。
陸に上がれば今どきの女子高校生。それぞれの学校の出来事や、家族の話題などを笑いながら話し合う。しかし、ひとたび「戦場」の海に出れば、目つきが一変する。
初の世界選手権出場を決定付けた9月の国際420級全日本選手権。初日は強風にあおられ、体力を消耗して出遅れた。2日目には「船底のガスケットが外れてスピードが落ちた」(古屋)と、思わぬトラブルで失速して順位を下げた。だが、それでも最終日に盛り返して総合8位。女子の部では1位の健闘で、世界への切符をつかみ取った。
ヨットの日本発祥地・葉山で、2人は海風を肌で感じながら育った。角田は、自分の父と親交があった甲斐幸さん(57)の勧めで小学4年時に葉山町ヨットスクールに入門。「彼女たちの世界選手権出場は、自分のことのようにうれしい」という甲斐さんは、1979年にオランダで行われた470級世界選手権で日本人として初優勝した先駆者だ。
古屋は一足先の小学3年時に同スクールに入った。父はサーフィンをこよなく愛し、幼少からやはり、マリンスポーツになじみが深かった。
それまで、1人乗りのジュニア用OP級の艇に乗っていた2人は、中学2年時にダブルハンドの420級でペアを組んだ。同年代の気心知れた女子同士ということで、自然な成り行きだった。
スキッパーとクルーのそれぞれの役割は「ジャンケンで決めた」と2人は振り返る。ただそれ以降、スキッパー角田、クルー古屋の配置は変わらない。相性はピッタリだった。
420級女子代表の鈴木誠監督(44)は「長い間、一緒にやってきたコンビネーションが大きい」と、将来へも期待を寄せる。全国的にまれだという葉山町ヨットスクールの特徴は、育成の最終目標を五輪出場に設定しており、早い時期から五輪入門艇の420級に生徒たちを乗せること。コンビを組んで3年目になる息の合った2人の技術と経験は、国内の同年代の中ではずぬけている。
かじ取りを任される、勝ち気な角田は「思っていることをズバズバ言ってしまう性格」と自認しており、一方の古屋は「何でも言ってもらった方がいい」と、聞き役に回ることが多い。ヨット界では「我」と「我」が衝突して、やむなくペア解消になる例も少なくないが、2人は性格的にも名コンビだ。
これまで、学校は違うが、週に1度は葉山の海で一緒に技を磨いてきた。練習のない平日は「肩幅が広くなるけど、気にしない」(角田)とダンベルを挙げ、強風に負けないようにと腕力を付けてきた。
五輪への険しい道は、このアルゼンチンから延びていく。角田が「五輪? 小さいころから意識していました」と強気に言えば、古屋は「まだなかなか実感が湧きません。とにかく、何かを得て帰ってきたい」と控えめ。
それぞれの決意に満ちた帆を張って、世界を股に掛ける「航海」が始まる。
カナロコ 12月22日(水)13時0分配信
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