田沢湖の歴史伝えよう、地元有志が「丸木舟」製作中

田沢湖の歴史伝えよう、地元有志が「丸木舟」製作中

 日本一の深さを誇る田沢湖(秋田県仙北市)でかつて、漁が行われていたことを今に伝えようと、住民有志が漁で使われたものと同じ形の丸木舟を製作している。

 水力発電所建設の代償に、クニマスなど多くの魚が死滅した過去のある田沢湖。有志にとって丸木舟は「漁」という郷土の歴史を伝えるだけでなく、環境を考えるシンボルでもある。

 丸木舟を作っているのは、田沢湖の近くに住む農業、三浦久さん(60)を代表とする「丸木舟の会」。

 2005年12月、三浦さんが「昔、漁で使っていた丸木舟を湖で浮かべてみたい」と考え、近くの山から秋田杉を切り出して1人で丸木舟を作っていた。それを聞きつけ、三浦さんの考えに賛同した付近の住民が次々と参加し、20人ほどの集まりになり、昨年6月に会を結成した。

 丸木舟は、仙北市田沢湖郷土史料館に保管されているものを参考に図面を作り、長さ6・4メートル、幅44センチの大きさを忠実に再現。現在、田沢湖畔に建てた小屋の中で、木を削ったり、くりぬいたりしている。

 旧田沢湖町の歴史をつづった「新田沢湖町史」によると1940年、水力発電に利用するため、強酸性の玉川と田沢湖を結ぶ導水路を作り、湖に川の水が流入したことで湖に生息していたクニマスヒメマスなどの魚はほぼ絶滅した。それまで、漁業組合を作り、アメマスなどの養殖にも取り組んでいた田沢湖での漁業は、それを機に幕を閉じた。

 仙北市文化財課によると、現在、ウグイコイなど酸性の水質でも生息できる魚しか残っていないという。

 三浦さんの祖父は、その当時の漁師だった。湖で取れた魚の中でもクニマスは、病人や妊婦に栄養をつけたり、料亭の料理に出したりするほど珍重されたのだという。「父親から『クニマス1匹はコメ1升の価値があった』と聞いたことがある」と懐かしそうに話す。

 三浦さんは「漁が行われていた歴史を、地元の人たちに忘れないでほしい。時間はかかっても、いつかまた、いろんな魚がすむことのできる環境が戻ってくれれば」と話している。三浦さんらの思いの詰まった丸木舟は今年中に、田沢湖に浮かぶ予定だ。(田中雅之)
3月22日15時42分配信 読売新聞




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