「信州サーモン弁当」が人気!<信州サーモン>10年がかりで新品種 人気特産品に成長
「信州サーモン弁当」が人気!<信州サーモン>10年がかりで新品種 人気特産品に成長
海のない長野県で取れた「信州サーモン」が人気を集めている。昭和初期以降、長野ではサケの遡上(そじょう)が見られなくなったが、県は淡水でも生きられるサケ科の特性に着目。川魚の養殖技術を生かし、約10年かけて新品種を開発した。生産量も当初の5倍に伸び、東京の三つ星レストランでも扱われている。
信州サーモンは、肉質の良いニジマスと、ウイルス性の病気に強い欧州原産「ブラウントラウト」を交配、県水産試験場が刺し身用に開発した。現在は県内の約40業者が手がけ、日本アルプスの清らかな冷水は養殖に最適という。生産量は05年の38トンから08年には190トンに伸びた。
県園芸畜産課によると、県内だけで約350のレストランやホテルが扱うほか、JR東京、長野駅などでは「信州サーモン弁当」が多い日で100個以上売れるという。同課の山本聡水産係長は「地場産のメーンディッシュが少ないのが観光の悩みだったが、近海で取れる魚と比べても鮮度で引けを取らない」と自負する。
長野では戦前からニジマス養殖が盛んだったが、70年代に米国への輸出が落ち込み、国内の魚離れも進んで衰退した。同課によると、天然のサケは寄生虫の恐れがあり、そのままでは刺し身などの生食に適さず、国内で口に入るのはノルウェーやチリの養殖ものが大半という。これに対し、信州サーモンは鮮度で圧倒的に勝り、卵を産まない品種のため、うまみを身に蓄えているという。
同県安曇野市で信州サーモンを養殖する矢花功さん(59)は、稚魚を約2年かけて2.5~3キロまで育てている。「臭みがなく、適度に脂があってうまい。長野にこんな特産があることを知ってほしい」と太鼓判を押している。【竹内良和、大島英吾】
7月12日20時2分配信 毎日新聞
サケもマスもどちらもサケ科とはいえ、ニジマスとブラウントラウトの交配種とすると「信州マス」と読んだほうが正しいように思いますがw
海のない長野県で取れた「信州サーモン」が人気を集めている。昭和初期以降、長野ではサケの遡上(そじょう)が見られなくなったが、県は淡水でも生きられるサケ科の特性に着目。川魚の養殖技術を生かし、約10年かけて新品種を開発した。生産量も当初の5倍に伸び、東京の三つ星レストランでも扱われている。
信州サーモンは、肉質の良いニジマスと、ウイルス性の病気に強い欧州原産「ブラウントラウト」を交配、県水産試験場が刺し身用に開発した。現在は県内の約40業者が手がけ、日本アルプスの清らかな冷水は養殖に最適という。生産量は05年の38トンから08年には190トンに伸びた。
県園芸畜産課によると、県内だけで約350のレストランやホテルが扱うほか、JR東京、長野駅などでは「信州サーモン弁当」が多い日で100個以上売れるという。同課の山本聡水産係長は「地場産のメーンディッシュが少ないのが観光の悩みだったが、近海で取れる魚と比べても鮮度で引けを取らない」と自負する。
長野では戦前からニジマス養殖が盛んだったが、70年代に米国への輸出が落ち込み、国内の魚離れも進んで衰退した。同課によると、天然のサケは寄生虫の恐れがあり、そのままでは刺し身などの生食に適さず、国内で口に入るのはノルウェーやチリの養殖ものが大半という。これに対し、信州サーモンは鮮度で圧倒的に勝り、卵を産まない品種のため、うまみを身に蓄えているという。
同県安曇野市で信州サーモンを養殖する矢花功さん(59)は、稚魚を約2年かけて2.5~3キロまで育てている。「臭みがなく、適度に脂があってうまい。長野にこんな特産があることを知ってほしい」と太鼓判を押している。【竹内良和、大島英吾】
7月12日20時2分配信 毎日新聞
サケもマスもどちらもサケ科とはいえ、ニジマスとブラウントラウトの交配種とすると「信州マス」と読んだほうが正しいように思いますがw
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