いな葉:大正末期の木造建築 バックパッカー向けで再開-伊東

いな葉大正末期の木造建築 バックパッカー向けで再開-伊東

 ◇相部屋なら1泊3000円以下 「和風の部屋、安く提供できれば」
 伊東市松原を流れる松川沿いの旧旅館いな葉」が今年末にも再開されることになった。国の登録有形文化財に指定された大正末期の木造建築だが、07年6月に廃業し旅館としての歴史をいったん閉じていた。買収した企業は宿泊料金を抑えた施設として再出発させる予定で、関係者はバックパッカーら旅行者を海外から呼び込む拠点としても期待を寄せている。【鈴木道弘】
 ◇誘致効果に期待
 大正から昭和初めにかけて伊東温泉の中心だった松川沿いは相次いで旅館が建てられた。すでに多くは建て替えられたが、「いな葉」と、隣り合う昭和初期の「東海館」は廃業後も市が観光文化施設として維持しており、往時の雰囲気を今に残す。
 望楼が印象的な木造3階建ての「いな葉」は廃業後の07年、不動産会社の管理下に置かれたが、貴重な景観が損なわれることを懸念した市民は「旧旅館いな葉保全と松川の景観を守る会」(三津間美也会長)を結成。市に買収を含めた保全を働きかけてきた。
 宿泊料金を低く設定したホテルを運営する「ケイズハウス」(本社・京都市、坂口勝彦社長)が昨秋、景観の維持を前提に買収。先月中旬には、老朽化して雨漏りがする屋根などの修理に着手した。市も08年度予算に800万円の関連補助金を盛り込み、改修を支援する。
 同社は相部屋なら1泊3000円以下に料金を抑え、「長期滞在して伊豆半島を満喫できるような拠点施設にしたい」と当て込む。海外から温泉地「伊東」を訪れる外国人は年間約1万7000人にとどまっており、市も「いな葉」の誘致効果に期待をかける。
 実際、同社が東京や京都、広島など全国5カ所で展開するホテルの宿泊客は外国人が全体の8~9割を占めており、円高傾向にもかかわらず「バックパッカーの口コミやネット情報で、海外からの宿泊者数は増えている」という。
 学生時代、世界を旅した経験のある坂口社長は「歴史と風情がある和風旅館の部屋を海外からの宿泊客に安く提供できれば、日本のイメージアップにもつながるはず」と話している。
4月5日11時0分配信 毎日新聞



どこも観光・宿泊業界はやりくりが厳しく廃業するところも出てきていますね。
文化遺産として残せるところは残していきたいですね。

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