北へ帰る…ハクチョウの群れ見守る

北へ帰る…ハクチョウの群れ見守る

 今日が旅立ちの朝なのだろうか。顔を見合わせて、出発の合図を送るように互いに力強い鳴き声を上げる。群れごとにタイミングを見計らい、水面を真っすぐに助走して飛び立っていった。

 毎年10月になると遥かシベリアの地から越冬のために国内各地に飛来する白鳥。春が近づくにつれて、山形県酒田市の最上川河口でも北帰行する白鳥の群れを観察することができる。

 さっきの群れは北に旅立っていったのだろうか、それとも近くの餌場に移動しただけなのだろうか-。ふと浮かんだそんな疑問に、地元で白鳥を43年間見守ってきた「酒田市白鳥を愛する会」の池田昭三・副会長(80)は「今朝もたくさん帰っていったね」と少し寂しそうな表情で答えてくれた。

 池田さんによると、北に帰る群れは、好天の朝、ゆったり市内を旋回しながら高く上がっていき、鳥海山の方向に飛んでいく。その様子を見送っていると、白鳥と自分自身が「また秋に会おうな」と約束し合っているような気がしてくるのだという。

 この街と白鳥の“出会い”は昭和41年。最上川の河口で通学途中の地元の酒田市立第三中学校の生徒らが、白い雪玉のようにうずくまって休んでいる7羽の姿を見つけたのが始まりだった。

 今シーズンも酒田市には、コハクチョウオオハクチョウの計9900羽が飛来した。だが、同会は鳥インフルエンザの影響を考慮し、今シーズンは餌を与えることを中止。これを受けて酒田市も最上川での野鳥への餌やりを禁止した。

 それでも広大な稲作地帯の庄内平野は、餌にはことかかない。秋には落ち穂。雪解けを迎える春先には稲の切り株から出る新芽や第3中学校の生徒と会の人たちが最上川に植栽したマコモ…。さらに、外敵から身を守るのに好都合な中州など好条件が揃っていることもあり、今年も多くの野鳥が越冬した。 

 「白鳥のつがいは一生添い遂げると言われているんですよ。群れのけなげな姿に、観察する人間にとっても学ぶべき魅力があるのでは」

 同会の後藤榮さん(66)は話す。

 また一つの群れが飛び立っていった。姿を追いながら、今度はスローシャッターで撮影する。一筋の強いきづなが浮かび上がった。(今年2月撮影)

5月4日11時50分配信 産経新聞


優美でしょうね☆
関連記事
  • Edit
  • 14:01
  • Trackback : 0
  • Comment : 0
  • Top

Googleのグループウェア、Google Apps導入で生産性向上へ☆


スナフキン名言-スナフキン兄さんの生き方

プレー曜日
プレー料金
円~
エリア

Comment






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://kawanoasobi.blog81.fc2.com/tb.php/644-2c205901

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

カテゴリ

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

※趣味のブログですので、本文中に含まれる内容につきましては一切責任を負いません。   ※ツアー内容の確認・予約受付も受け付けてはおりません。   ※ご不明点等は直接ツアー会社までお問い合わせください。

リンク

話題♪











検索フォーム

プロフィール

若様

Author:若様
3X歳のサラリーマンです。
趣味のラフティング、キャニオニング、カヌーなど水遊び情報をお届けします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

World-Word-JS版翻訳

Present's by サンエタ







Top